"琉球王国を舞台に描かれた作家・池上永一のベストセラー「テンペスト」。その中に登場する名所の数々に魅了され、「実際に訪れて楽しんじゃおう」と思った方に向けて制作した、旅のお供となる“電子ガイドブック”です。ツアー自体は、「目からウロコの琉球・沖縄史」の著者としても名高い歴史アドバイザー・上里隆史監修の下、テーマ別に「テンペスト」の世界観を体感できる4コースを用意。この電子版では、さらに「テンペスト」をより深く体感するためのスポットも網羅しています。また、各スポットは小説のどの場面でどういう表現をされているのかがわかるように登場シーンを引用、その場所の紹介写真はカメラマン・武安弘毅氏による撮影で、普段見慣れた“昼”の顔だけでなく、雰囲気たっぷりの“夜”の顔も同時に掲載するなど、よくある観光ガイドとは差別化し、より行きたくなる沖縄になるような構成。見るだけでも十分に楽しめる内容になっています。その他の特徴として、主要スポットには文字による説明だけでなく、電子ガイドブックならではの音声による紹介も用意。実際に観光スポットを訪れた際に、史跡から目を離すことなく、その歴史的背景を学習できるようにしてあります。
電子ガイドブックで紹介されているスポットは、全39か所。各スポットは、実際のツアーで巡るコースのほか、首里城だけ回るコース、「テンペスト」マニアにもうれしい「真鶴の恋の名場面」「首里城の門だけ」「御嶽・グスク・聖地」の各コースと、目的別に選択することも可能です。
この電子ガイドブックを片手に、実際に沖縄を訪れるもよし、部屋で「テンペスト」や「沖縄」を疑似体験するもよし、使い方次第で楽しみが広がります。"